美味い酒と料理に素敵なステージを。
ステージ
PERFORMANCE
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美味い酒と料理に素敵なステージを。
私と東北
これまで計6回行われてきた食と酒東北祭りを彩ってくださった演者さんへのインタビューを掲載します。
⬆︎Click! vol.1 LAWBLOW さん
⬆︎Click! vol.2 *はなおと*さん
第二回目は第6回のお祭りに出演してくださった「*はなおと*」の仙波さんと安藤さんにインタビューを行わせていただきました。
vol.2 *はなおと* さん
インタビュアー:食と酒東北祭り実行委員会 演目部門 小嶋勇樹
後藤昴
小嶋(以下 小):早速ですが、インタビューの方を始めさせていただきます。本日はよろしくお願いします!
後藤(以下 後):初めに、*はなおと*さんはどのような活動をされているのでしょうか?
仙波さん(以下 仙):2010年から活動を始めましたが、翌2011年に震災がありました。
当時は歌になんの意味があるのだろうか・・・と感じ、歌う意味を持てずにいました。
でも、それでも自分たちにできることをやろうと考えた時に、ふるさとの良さを音楽で伝えてい きたいという想いが生まれました。
それからは、東北の方言を使ったり、ふるさとへの想いを込めた「東北ポップ」を掲げて活動し たりしています!
後 : そうなんですね!そうすると活動を始めてから結構長いですね!ちなみに、最近の活動はどうされているので
しょうか?
安藤さん(以下 安):コロナの影響で、生ライブは3月に開催して以来できていない状態ですね。その後はオンライン
ライブなどで活動しています。
後:それは大変でしたね...この状況だと、イベントの開催も厳しいですよね。
仙:そうなんです。今は東京に住んでいるのですが、頻繁に岩手に帰って活動しているんです。去年は関東よりも岩手
でやったライブの方が多いくらいでした(笑)。でも今年はなかなか帰る事ができなくて残念でした..
小:なるほど、早く元のようにライブが行えるようになるといいですね!!
後:次に*はなおと*さんが食酒に出演された経緯をお聞かせください!
安:はい!私たちは去年に食酒の実行委員からお誘いを受けました。お祭りは学生さんが運営してるんだ!と思って、
興味を持ちました!今年も開催できていれば、2回目の出演でしたね。
小:僕たちの先輩方がオファーしていたんですね。こうしてご出演いただけて本当に嬉しく思います!今年は開催でき
なくて本当に残念でしたが、来年こそは開催できればと思います!
後:ところで、来年となると震災から10年経つわけですが、何か思うことってありますか?
安:震災というのは悲しい出来事ですが、震災が無ければ私たちはこうして活動していないですし、ある意味良い出会
いというものもあったんです。それをきっかけに人とつながることもできました。
10年という節目に、再び想いを馳せる機会になるのではないかなと思います。
仙:色々な感情がありますが、自分のふるさとや大切な人を失った人にとっては決して忘れられることではないし、こ
の先もずっと消えないものだと思います。人それぞれ想うことは異なるし、音楽を通して自分たちはどういったこ
とを伝えていくか悩んだ時期もありました。ですが、そこでどういったことがあったか知ることだけでも凄く大事
だと思うし、東北に触れてもらえるだけでも意味があると思います。どんな形であれ、1人でも多くの人に東北を
知ってもらいたいと思います。
小:僕も東北の人間ですが、確かに震災は痛ましい出来事でしたけど、一方で人と人がつながるきっかけにもなった
のではないかと思います。このお祭りの運営に携わりたいと思った理由に、多くの人に東北を知ってもらいたい
というのがありますし、その輪を広げていきたいなという想いを持っていました。
仙:いいですね~。東京に来てみると、東北にボランティアへ行っている人や東北を訪れている人が沢山いて、
遠くの人が東北をおもってくれているということを知り嬉しかったです!
小:そうですよね!多くの人に東北を知ってもらいですし、それが次の世代へと繋がっていってほしいと思います!
仙:そうですね!
後:これでインタビューを終わりにしたいと思います!お忙しいところ本当にありがとうございました!
次のお祭りでは、*はなおと*さんのパフォーマンスを心待ちにしていますね!